2018年03月06日 12:26更新

10年以上に渡って少年補導活動に携わっている妙高市在住の男性に6日、妙高警察署から表彰状が贈られた。

表彰された岩﨑規重さん

表彰されたのは新聞店を経営する岩﨑規重さん。岩﨑さんは14年間、妙高警察署の少年補導員を務めている。地域のイベントなどに出向いて未成年者に声をかけるなど、安全安心を見守ってきた。

こうした活動が非行防止や健全育成に貢献しているとして、 妙高署の瀧澤一郎署長から表彰状が手渡された。

岩﨑さんは最近の傾向について「スマートフォンやゲームで遊ぶ子どもが増え、グループで行動する子どもが減ったことで、非行にはしる子どもが少なくなった」と話す。今後の活動については「警察の目の届かない部分を少年補導員などで埋めていければ」と意欲を見せている。

妙高警察署の瀧澤署長は「少年補導員などのボランティアに警察活動を理解し、協力してもらわないと、妙高警察署管内の安全安心は守れない。今後も地域住民の理解を得ながら安全安心なまちをつくりたい」と少年補導員の活動に期待を寄せている。 

妙高警察署管内では現在、14人の少年補導員がボランティアで活動している。管内で昨年1年間に補導された数は84人(前年比+6人）で、深夜のバイクによる徘徊が多かったということ。一方で、タバコや飲酒による補導は減少している。

※2018年3月6日 ニュースLiNKで放送 初回18:30～