2018年01月25日 10:11更新

新潟県ではきょう25 日をピークに、あさって27 日にかけて強い冬型の気圧配置が続く見込み。今後も雪による交通障害や風雪に注意が必要だ。

25日 午前8時30分頃の8号線（大潟区）

今朝の上越市内は各地で吹雪により視界不良が発生し、交通に影響があった。午前7時30分頃、北陸自動車道では上越ICから柿崎方面にかけて、一時、視界ゼロのいわゆるホワイトアウト現象が起き、ハザードを出して停車する車も見られた。また上越市内の8号線でも風雪の影響で渋滞が見られた。

25日 午前8時25分頃　犀潟駅で運転を見合わせる列車

交通の影響は鉄道にも。えちごトキめき鉄道や、ほくほく線で遅れや運休が出た。ほくほく線の犀潟駅では運転の見合わせで、学生などが行き場を失い、家族や学校と連絡をとる姿がみられた。

新潟地方気象台によると、25日は北陸地方の上空5,000ｍ付近に、－36℃以下の強い寒気が流れ込み、25日をピークに27日まで強い冬型の気圧配置が続く見込みだ。


［雪の予想］
新潟県では25日をピークに、山沿いを中心に広い範囲で大雪となる見込み。その後も27日にかけて雪は降り続き、降雪量はさらに多くなる
という。26日午前6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で
　　
　　上越　
　　　平野部 30㎝　山沿い 60㎝　


［風の予想］
新潟県では27日にかけて、海上を中心に西または北西の風が強く吹く所がある見込み。25日に予想される最大風速（最大瞬間風速）は、

　　上越
　　　陸上　15ｍ（30ｍ）
　　　海上　18ｍ（30ｍ）
　

新潟地方気象台では高波に警戒し、大雪による交通障害や、地ふぶきによる吹きだまりに注意するよう呼びかけている。