2018年01月01日 18:18更新

上越市の五智海岸で、元日に恒例の新春初泳ぎが行われた。

午前11時の五智海岸。あられ混じりの悪天候に見舞われる中…

老若男女約20人が荒波の日本海に駆け込んでいく。新春初泳ぎは上越遠泳愛好会 水夢の呼びかけで、海岸の安全利用と参加者の無病息災を祈って毎年行われている。ことしで38回目。この時の高田の気温は3.5度。主催者によると、水温は約11度。 参加者はたき火で暖をとりながら合計３回海に入り、新年の願掛けをした。

小学3年生の男の子は「この天候でも大丈夫。お母さん、お父さんと自分が長く生きられるようお願いする。」大学生の男性は「毎年晴れているのに今年は荒れてる。すごい年になりそう。大学で水泳をやっていて今年が最後の年。いい結果が出せるように願って泳ぐ。」と話した。このほか柔道の全国大会出場を目指す子どもなど、それぞれの目標や願いを込めて、極寒の日本海に体を投じた。

胸に「祝 古稀」と書いた男性は70歳。「ことしの目標は水泳のマスターズで優勝。ただ健康で過ごせればそれが一番。」と参加者の中で誰よりも元気な姿を見せていた。