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鳥インフル不安解消へ 土日も相談窓口開設

2016年12月02日 19:15更新

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(写真提供:新潟県)

農林省は2日、上越市柿崎区の養鶏場で検出された鳥インフルエンザウィルスの遺伝子解析の結果、関川村と同じ「H5N6亜型」であることが確定したと発表した。
柿崎区の養鶏場では感染拡大を防ぐため、県や市の職員、自衛隊が23万羽のニワトリの処分を進めており、2日午後6時現在、約9万4,120羽が処分された。

鳥インフルエンザウィルスの検出を受け、昨夜は柿崎、大潟、吉川の3区で住民説明会が開かれ、県の職員から冷静に対応するよう呼びかけがあった。

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柿崎区の説明会には約100人が出席した。県の職員からはニワトリの処分を4日までに終わらせる予定で進めていることや、鳥インフルエンザは人に感染する可能性が低いことなどの説明があった。あわせて、野鳥が死んでいるのを発見した場合は、保健所に通報することや、ウィルスが検出された養鶏場には近づかないなど、冷静に対応するよう呼びかけられた。

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一方、住民側から「注意点などの周知をできるだけ早くやってほしい」「情報はホームページだけでなく防災無線でも発信してほしい」「現場に近づかせないために養鶏場の場所を公開すべきではないか」という意見も出ていた。

県は鳥インフルエンザに関する不安の解消や、正しい知識の周知のため、平日に開設している電話での相談窓口を3日と4日も開設することにした。時間は9時から午後5時まで。
■人の健康に関することは健康対策課 ℡025ー280―5200
■食の安全については生活衛生課    ℡025ー280―5205
※平日は午前8時30分~午後5時15分。上越保健所 ℡025ー524―6134

 

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また県は消毒のために散布している石灰や薬剤が、周辺に影響を及ぼしていないか、養鶏場の周辺で水質の調査を開始した。調査対象は上越市大潟区の朝日池と柿崎区の上下浜地区にある井戸の3か所。今朝、朝日池では県の職員2人がバケツを使って池の水2.5リットルを採取した。井戸の水は新潟市の検査場に運ばれ、結果は3日に県のHPで公表される。

上越地域振興局健康福祉環境部の髙橋裕志課長は「周辺環境に影響がないとの情報を提供できるように、継続して調査を続ける」と話している。水質調査は7日まで行われる予定。

 

 

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