2017年11月04日 11:24更新

あたなの一票で柿崎恵方巻の具材が決まります！

来年の恵方巻の具材を投票で決めようという、おもしろいプロジェクトが始動している。

これは、上越市柿崎区の地元素材を未来に残そうと、柿崎恵方巻実行委員会が試みるプロジェクトで、来年の恵方巻の具材を総選挙で決めようというもの。

恵方巻は、関西地方発祥の太巻き寿司の文化で、いまでは全国的に広がりを見せている。七福にちなみ、7つの具材を巻き込むのが定番で、実行委員会では国民的アイドルグループの総選挙風に、柿崎具材の神セブン（投票による上位7品）を選出し、実際に恵方巻にして販売する。

チラシには、食材の特徴や生産者のコメントPRが添えられている

エントリーしているのは、シロザケ、カマス、イワナ、イノシシの4つのメイン食材と、アスパラナ、カブ、干し柿など8つの野菜食材。いずれも柿崎区で水揚げされたものや、地元農家が栽培する自慢の食材。

メインと野菜から、柿崎区民にそれぞれ一品を選んで投票してもらい、投票の多かったメイン食材2品と野菜4品、そこに玉子焼きを加えて柿崎恵方巻にする。

実行委員会によると、11月12日の朝刊折り込み広告や、投票箱設置所にも用紙を置いて、投票を呼び掛けていく。締切は11月26日（日）。その後開票し、結果は来年1月の恵方巻予約開始をもって、選ばれた具材（神セブン）が明らかになるという。

実行委員会の佐藤はじめさんは「恵方巻を通じて、柿崎にはこんな生産者がいるんだ。こんなにおいしい食材があるんだということを知ってもらいたい」と話している。

【投票箱設置場所】
柿崎商工会/柿崎まちづくり振興会/柿崎区総合事務所/上越信用金庫柿崎支点/JAえちご上越はまなす支点/柿崎ドーム/鮮魚まる正/さかき商店/マルカ他　順次拡大予定