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段ボール製インスタントハウス設営 上越市の職員が避難所開設訓練

2024年04月12日 09:00更新

災害が発生したときに避難所の開設にあたる上越市の職員を対象にした訓練が11日(木)上越市総合体育館で行われました。職員は備蓄品を確認したほか、段ボール製のインスタントハウスを組み立てて初動対応を確認しました。

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上越市では毎年この時期に災害時にすみやかに避難所を開設できるよう訓練をしています。

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避難所の開設にあたる上越市役所の職員250人のうち11日(木)は54人が参加し、避難所にある食料やカセットコンロなどの備蓄品、発電機などの資機材の使い方などを確認しました。

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「物資 ひもで結ばれているものもある。避難所ですぐ開けられるように事前に切っておくか持ち運びやすさもある。はさみを近くに置いておくかすぐに梱包を開けられるように」

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上の写真は、名古屋大学が開発した段ボール製の屋根のついたインスタントハウスです。

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能登半島地震の避難所で使われたものと同じで、高さは屋根を含めて2メートルほどあり、プライバシーが保護されます。

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職員は説明書を見ながらハウスひとつを15分ほどで組み立てていました。上越市にはインスタントハウスが105棟分あり、今回の訓練後に各総合事務所に分配されることになっています。

参加者
「中は結構 暗いが広い。大人3~4人ほど寝転がれる」

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このほか訓練では段ボール製の簡易ベッドやそれを囲うパーティションも設営しました。

参加者
「ベッド、そんなに硬くない。体痛くない。全く不安定なこともない。しっかりしている」
「1月の震災の対応にあたっていたがなかなか冷静に対応できない部分があった。この研修で今冷静な状態で、物資や組み立てを確認できた。何かあったときに思い出して生かせると思う」

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上越市危機管理課  柳時夫 危機管理監
「(能登半島地震)課題は、避難所における速やかな開設・運営。避難者の避難行動の在り方。きょうの訓練は避難所の職員の対応レベルを上げるために実施」

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市によりますと、今後は市内の指定避難所125か所ごとに避難所初動対応の職員、町内会、施設管理者の3者で鍵の保管場所や避難所に集まる基準、初動の役割などを確認し、実際に避難所の開設訓練を行うということです。

上越市危機管理課 柳時夫 危機管理監
「今後行われる施設管理者、自主防災の皆さんとの打ち合わせ会で、もう一度 避難所にある物品を確認してもらい、いつでも使える状態に梱包をといて顔合わせの会を行ってほしい」

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