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被災した文化財などの建造物 修復支援求めて上越市に要望

2024年03月08日 15:52更新

能登半島地震で被災した上越市内の文化財や歴史的建造物の修復支援を求めて、7日(木)に新潟県建築士会上越支部が中川市長に要望しました。

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要望したのは、新潟県建築士会上越支部のメンバー4人です。 

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市によりますと、能登半島地震の影響で市内の国登録有形文化財44件のうち、12件で土蔵の亀裂や漆喰壁の崩落など被害が確認されています。県建築士会上越支部によりますと、このほかにも文化財に登録されていない歴史的建造物などで被害が出ていて、所有者から相談が寄せられているということです。

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県建築士会上越支部では先月20日にも市に要望書を提出しています。具体的な内容は、所有者への支援のほか、文化庁が被害状況の把握や復旧の支援などをする「文化財ドクター」の派遣の要請、このほか、上越市独自の専門家による支援チームをつくり、被害の調査などを行う体制作りなどです。 

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新潟県建築士会上越支部 山岸栄一支部長
「中越沖地震のとき、頸北地域で(被災して)多くの蔵が無くなった」

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新潟県建築士会上越支部 磯田一裕さん
「価値のある建造物がどれだけあるかが調査されていない状況のなか、どんどん壊されていくことを危惧している」

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前回の要望を受けて市では、文化財ドクターの派遣を先月県に求めています。市では文化財指定されていない建造物については、被害状況が把握できていないものがあるとして、建築士会と協力して情報収集していきたいとしています。 

中川市長
「(文化財建造物)積極的に残すよう力を入れる。情報を提供してもらえれば」

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新潟県建築士会上越支部 磯田一裕さん
「直江津地区では特に、土蔵の被害が多くみられる。どういう方法で修繕したらいいか、専門知識が不可欠。市と建築士会が協力して、所有者の助けになれれば」

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