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上越市土橋「大和飲料」が自己破産申請へ 負債は約2億5000万円

2024年03月05日 09:28更新

上越市土橋にある酒類卸業者の大和飲料株式会社が2月19日に事業を停止し、東京地裁に自己破産を申請する予定であることがわかりました。負債はおよそ2億5000万円です。

帝国データバンクによりますと、大和飲料は1930年、昭和5年に創業。1950年に酒類卸免許を取得し、酒小売店などを得意先として事業を拡大。1996年10月期の年売上高はおよそ17億円を計上していました。

その後、大和飲料の得意先である酒小売店は酒ディスカウント店などとの競合で業績が悪化。このためプライベートワインの販売や2014年には全日本お酒買取センター上中越を開設、2018年には軽作業を請け負う内職市場、モバイル機器修理を行う「モバイル修理jp」などのFCに加盟するなど新規事業にも参入していました。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によるイベントの中止、冠婚葬祭の簡素化などにより酒類の需要は減少し、2022年10月期の年売上高はおよそ3億7000万円にとどまっていました。

こうしたなか、2023年3月にグループ持株子会社の事業再生、新規事業開発、事業継承などの指導支援や管理を行う、東京都千代田区のANEW Holdings株式会社の子会社となり、代表も交代。同月には東京都の人形製造企業を子会社化していました。

しかし、経営不振の親会社ANEW Holding株式会社が2月22日に東京地裁から破産手続き開始決定を受け、それに連鎖するかたちで大和飲料も事業継続を断念し、2月15日頃から臨時休業していました。

 

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