2024年02月26日 16:37更新
およそ10万本のキャンドルが冬の山里を彩る「灯の回廊」が24日(土)、上越市安塚区や大島区など山間部を中心とする4つの区で開かれました。
今年の「灯の回廊」は、上越市内の7つの地区が参加し、2日間に分けて行われました。2日目の会場は安塚区、大島区、高士区、名立区の4か所です。
このうち安塚区円平坊地区の「えんむすび茶屋」には、雪で「えんむすび神社」がつくられ、訪れたカップルなどが神社の前で手を合わせていました。また1200個のキャンドルが雪景色を照らしていました。
市外から来たカップル
「自分は知らなかった。彼女が調べてくれてきた。思っていたよりきれいでした。(願い事は)この関係がずっと続けばいいなって…」
えんむすび茶屋では、地域の人や市民ボランティアなど10人以上が協力して雪のオブジェや灯ろうを作りました。今年は暖冬少雪の影響で雪が足りないため、ほかの場所から雪をかき集めました。
実行委員会
「ここはかろうじて雪が60センチぐらい残っていて、道沿いと違って雪がきれい。地域の人が一緒になって作り上げるイベントなので続けていきたい」
安塚区小黒では、今年の干支「辰」の形をしたオブジェが飾られました。オブジェは雪の壁を削り、そこへLEDライトやキャンドルを入れて照らしています。
また、会場内にある専敬寺の石段がライトアップされ、訪れた人たちが寺の鐘をついていました。
訪れた人
「雪のない中みんな頑張っている。先週、浦川原の方にも行ったが、1日で回り切れない。(2日に分けることで)いろんなところに行けるのがいい」
上越市北方では、岩の原葡萄園の敷地にキャンドルがおよそ3000個が並び、訪れた人たちが記念写真を撮るなどして楽しんでいました。
訪れた人
「いつもは雪が多くて行くのが不安だった。逆に(少雪で)行きやすい。初めて来たがきれいだった。今度は雪のある時に来たい」
実行委員会
「(雪が少ない分)去年に比べればお客様が増えている。今回は雪がなかったので竹あんどんをメインにした。こういうイベントがもっと増えると良い」
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