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市民団体が直江津のまちづくり案を発表 3月末に提言書を提出予定

2024年01月31日 09:48更新

上越市直江津地区の朝市で月に1回マルシェを開催することや、直江津屋台会館で物産販売などをして観光スポットとして整備するまちづくりの構想案を、市民団体「直江津プライド2021」がまとめました。団体ではこの構想案を市が来年度から始める通年観光計画に生かしもらうため、今年3月末に市に提言書を提出することにしています。

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構想案をまとめたのは、市民団体「直江津プライド2021」です。団体では3年前から直江津のまちづくりについて考え、市に提案する活動をしています。去年10月からは、三・八朝市の活性化と直江津屋台会館の活用策について、市民向けのワークショップを4回開き考えてきました。

28日(日)は、市民などおよそ30人を前に構想案を説明しました。

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直江津屋台会館

このうち直江津屋台会館については、うみがたりの近くにあることから観光客に訪れてもらえるよう、物産販売など観光拠点に整備すべきと考えています。また施設の外観は、直江津地区の夏のイベントうみまちアートをイメージして、鮮やかにリニューアルすることを提案しました。

屋台会館は、市が来年度から進める通年観光計画で、施設の改修などが行われる方針です。

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直江津プライド2021 磯田一裕代表
「(うみがたり周辺)一番人が来ている場所だから、観光インフォメーションを入れる。また、鮮魚センターや物産館、体験施設なども必要ではないか」

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三八朝市

一方、三・八朝市については、定期開催のほかに月に1回、観光客向けのマルシェを開くべきとしています。

団体では、市の計画で朝市の会場に近い船見公園で海辺を活用したアクティビティ体験などが試験的に行なわれることを踏まえ、にぎわいづくりにつなげてほしいと考えています。

磯田一裕代表
「市の通年観光計画に『三・八朝市』は入っていない。地域の人たちのなりわいや、生き生きした暮らしを見るのが観光。朝市は重要な観光の要素」

一方、朝市が定期開催されている場所については、車の通行止めが周辺の住民にとって負担になっているとして、将来的にライオン像のある館の裏庭などに移すべきとしています。

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団体では、構想案を市が来年度から始める通年観光計画に生かしもらうため、ことし3月末に市に提言書を提出することにしています。

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磯田一裕代表
「(行政と)連携は不可欠。われわれの思いを理解してもらい、計画も含めて、ともに作る立場で関わっていきたい」

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