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冬の風物詩 トウガラシの雪さらし 少雪でスキー場に会場移す

2024年01月20日 18:27更新

冬の風物詩として知られる、トウガラシの雪さらしが妙高市で始まりました。少雪のため、初日の20日(土)は、去年と同じく池の平温泉アルペンブリックスキー場に会場を移して行われ、訪れた観光客も作業を体験しました。

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大寒の日に合わせて始まったのは、トウガラシの雪さらしです。トウガラシは妙高市特産の調味料、かんずりの原料に使われます。雪にさらすことで、トウガラシの雑味などが取れ、爽やかな味わいになるということです。

20日は塩漬けにしたトウガラシ、およそ600キロが雪の上にまかれました。

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かんずり 東條昭人 社長
「今年も猛暑で(トウガラシ)成長が一時止まったが、そのあと雨が降って秋口には戻り、質は例年通りよいものができた」

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雪さらしは、かんずり作りに欠かせない工程のひとつです。例年であれば本社がある新井地区で行われます。しかし、少雪のため、去年に続き今年も、標高が高い池の平温泉アルペンブリックスキー場の敷地を借りて行われました。

かんずり 東條昭人 社長
「雪をさらす工程がないと、(トウガラシ)マイルドな辛さにしたり、雑味を取ることができなくなる。今の工程のほかにも、雑味などを取る方法を研究しなければいけない」

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トウガラシは3日から4日ほど雪にさらしたあと、糀、ゆず、塩を加えて熟成させます。完成は3年後です。

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20日はスキー場に訪れたインバウンドなどの観光客も、雪さらしを体験しました。

観光客
「スキーで訪れた。すばらしい。作業の様子も分かった」
「(かんずり)鍋に入れて食べるとおいしい」

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雪にさらすトウガラシはおよそ6トンです。作業は2月末まで続くということです。

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