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上越市の関川 津波は河川から5キロ遡上

2024年01月10日 18:42更新

能登半島地震で発生した津波は、上越市関川の河口から少なくとも5キロ以上にわたって、さかのぼっていたことが国の調査で分かりました。

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今月1日、上越市で震度5強を観測したあと津波警報が発表されました。地震から20分後の午後4時30分過ぎの映像です。津波が河口からさかのぼり、堤防の一部を越えたことが分かります。

国土交通省高田河川国道事務所では、関川に設置したカメラの映像や川岸の土砂、橋げたについた枯れ草の位置などの確認を今月2日と3日の2日間行ないました。

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その結果、津波が少なくとも河口から5キロさかのぼり、上越市木田周辺の春日山橋の近くまで押し寄せたとみられることが分かりました。

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また、河口から600メートル地点で関川と合流する保倉川でも、合流部分から少なくとも1.6キロ津波がさかのぼり、佐内町周辺の佐内橋付近まで押し寄せたとみられています。国は、津波の高さなどについてさらに分析を進めることにしています。

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この津波で、河口付近では9日までに住宅の床上浸水が1件、床下浸水が14件確認されています。

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また関川の堤防の一部が壊れ、復旧作業が行われました。

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ここは床上浸水の被害があった、上越市港町1丁目の飲食店です。飲食店は住宅とつながっていて、住宅の一部が水につかりました。津波で流された車が玄関にぶつかり、そこから水が流れ込んだということです。被害は台所や茶の間など20畳に及びました。

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浸水の跡

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飲食店経営 安田みさ子さん
「親戚から『高台に逃げなさい』と何度も電話。畳と布団に水が含まれてびちゃびちゃになった。(帰宅時)このあたりまで水があった」

床上浸水した飲食店は8日から営業を再開しました。飲食店を経営する安田みさ子さんは、お客さんと再会を果たし安心したと話しています。

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