2023年12月17日 18:12更新

赤や白など冬を彩る「シクラメン」の即売会が、上越市高土町の「さくら工房フラワーセンター」で17日（日）開かれ、観賞用などに買う人でにぎわいました。

即売会は障がい者就労支援施設さくら工房が、毎年12月に開いている恒例イベントです。会場のフラワーセンターには赤や白などのシクラメンのほか、パンジーやビオラなどおよそ20種類500鉢が並び、訪れた人がお気に入りの鉢を選んで買い求めていました。

訪れた人
「シクラメンを買った。家の玄関に飾りたい」

これはことし新しく販売を始めた、冬の花の寄せ植えです。ガーデンシクラメンという小ぶりな品種などが、色鮮やかに並ぶよう、さくら工房のスタッフが手作業で、一つひとつていねいに植え替えました。

さくら工房 亀山浩 所長
「シクラメン（単品）だけでなく、寄せ植えの鉢の販売も始めた。新しい挑戦も加えて、皆さんに喜んでもらえる花づくりをしたい」

さくら工房によりますとシクラメンは暑さに弱い植物で、ことしは猛暑の影響で育ちが遅かったため、即売会を例年より2週間遅らせたということです。現在、シクラメンの多くはまだ花が咲いていませんが、今後徐々に咲き始め、来年の5月ごろまで楽しめるということです。

さくら工房 亀山浩 所長
「ことしは大変苦戦した。葉が真っ赤になる状況があったが、水やりをしてようやくこの状態に戻せた。ぜひ足を運んでもらい買ってもらえれば」

花は平日の午前9時から午後4時まで、さくら工房フラワーセンターで買うことができます。販売は用意した花がなくなり次第終了ということで、さくら工房では早めに来てほしいと呼びかけています。