2023年12月14日 19:24更新

14日（木）午後5時過ぎ、上越市頸城区下吉で木造住宅１棟が燃える火災があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。警察と消防で遺体の身元を確認するとともに出火の原因を調べています。

 警察によりますと14日午後5時過ぎ、上越市頸城区下吉にある住宅の１階から煙がでていると、近くに住む人から消防に通報がありました。

近隣住民
「慌て外出たら真っ赤になっていて火しか見えないくらいそれで怖くなった」
「びっくり。こんな近くで窓から火が出て家の上まで火が吹いていた」

消防車など20台ほどが出動して、100人以上が消火活動にあたり、火は発生からおよそ1時間30分後に消し止められましたが、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。

警察によりますと、この家には80代の男性が一人で暮らしていて、連絡が取れないということです。

現在、警察で遺体の身元確認を急ぐと共に出火の原因を調べています。また、この火災で火元の両隣の住宅の外壁が焼けたということです。

上越地域消防局によりますとこの火災を含めて今年管内で発生した火災で4人が亡くなっています。すでに去年１年間の2人を超えています。消防では暖房器具を使用する際は取扱いに注意してほしいと呼びかけています。