2023年11月17日 09:15更新

ジャングルに住む動物たちがケンカしたあとに仲良く暮らすというミュージカル、「ダチョウのエルフとなかまたち」を、今年も上越市南本町にある「いずみアイこども園」の年長園児が上演しました。

ミュージカル「ダチョウのエルフとなかまたち」は、いずみアイ子ども園のオリジナル劇です。絵本「かたあしだちょうのエルフ」をもとにしたもので、創立50周年に初演されてから、今年で10回目となります。

物語はジャングルで人気者のダチョウのエルフが、王様のライオンに妬まれて戦いを挑まれるというものです。16日（木）は年長園児33人が、主役のエルフをはじめ、リスやシマウマ、カメレオンなど、6つのグループに分かれて動物の役を演じました。

園児は、これまでの練習で、演じる動物の生態を図鑑で調べました。本番では、それぞれの動物らしさを元気いっぱいに表現しました。 

園児
「リス役。みんなで歌を歌ったことが楽しかった」
「うまくいった。ライオンが出るところ。楽しかった」
「お面作りやダンスを頑張った」
「カメレオンの役。色が変身するから（選んだ）『長い舌で虫を食べるよ』のセリフが響きそうでうれしかった」

園児は、1人ひとりが演じたい役を選びました。その結果、ダチョウのエルフは9人、カメレオンは5人などとなっています。物語のクライマックスでは、エルフが傷つきながらも森の動物たちを守り、ライオンとも仲直りします。

最後は、エルフからの「戦いよりもお互いを認め合って暮らす」というメッセージで終わりました。