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県内で今秋初 上越市の夫婦がツキヨタケ食べて食中毒

2023年10月24日 15:42更新

上越市に住む夫婦が、誤って有毒のキノコ、ツキヨタケを食べ、食中毒とみられる症状を訴えていたことがわかりました。今年、県内で毒キノコによる食中毒が起きたのはこれが初めてです。

食中毒の症状を訴えたのは、上越市に住む60代の男性と妻の50代女性の夫婦です。上越保健所によりますと、22日(日)、親戚が妙高市の山でムキタケと思って採取したキノコを2人が譲り受け、午後6時ごろに自宅でキノコ鍋にして食べたところ、午後7時30分ごろから、吐き気、おう吐、下痢などの症状が出て医療機関を受診しました。

ツキヨタケ キャプチャ

有毒のツキヨタケ(見本)

専門家が、2人の家に残っていた未調理のキノコを確認したところ、有毒のツキヨタケであることが判明。患者の症状がツキヨタケによる中毒症状と一致することなどから、食中毒と断定されました。なお、2人はすでに回復しているということです。

この秋、県内で毒キノコによる食中毒が起きたのはこれが初めてで、県は24日(火)に「毒きのこ食中毒発生注意報」を出しました。

上越保健所では種類の判定ができないキノコは「採らない」「食べない」「人にあげない」。確実に鑑別できる専門知識のある方に鑑別してもらうよう注意を呼びかけています。

【ツキヨタケの特徴】
・傘は半円~じん臓型。長径は10~25センチ。柄は傘のほとんど横につき、紫褐色から暗紫褐色。
・柄の内部に暗紫色のシミがある(ない場合もある)
・県内で発生したキノコによる食中毒は多くはツキヨタケである
・ムキタケやヒラタケと間違えて食中毒になることが多い

 

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