2023年09月21日 16:39更新

観光や運動不足の解消に自転車を役立ててもらおうと、上越妙高駅西口のコンテナ商店街フルサットでレンタルサイクルが始まりました。

レンタルサイクルで用意されたのは、電動アシスト付自転車と26インチの普通自転車それぞれ5台です。事業を始めたフルサットでは観光だけでなく、さまざまな利用を呼びかけています。

北信越地域資源研究所 代表取締役　平原匡さん
「駅から観光地に行くのが大変と聞き、自転車導入で（目的地に）つなげられると思った。新幹線の待ち時間で近場への利用や、ホテル客に買い物に使ってもらえれば」

レンタルは今月16日に始まり、これまでに妙高市の鮫ヶ尾城を目指す観光客から、5件の利用があったということです。借りた自転車の乗り捨てはできません。フルサットへの返却となります。

料金は、電動アシスト付自転車が2時間880円、普通自転車は550円です。このほか、4時間コースと1日コースの料金設定があります。ヘルメットの貸出は、別途1回200円です。

利用するには、事前にネットや電話での予約が必要です。貸出時間は、午前9時から午後5時まで。冬の間、おおむね11月下旬から3月上旬はお休みとなります。

北信越地域資源研究所 代表取締役　平原匡さん
「今後モニターツアーをして、コース設定をしようと思っている。最近は自転車に乗っていない人が多い。子どもと乗ってもらうなど、健康増進に役立てて頂ければ」

この事業は、観光庁による観光支援の補助事業を活用しました。