2023年09月01日 17:23更新

小中学生が出場する空手の全国大会が先月上旬福岡県で開かれ、個人の形や組手に出場した上越市内の小中学生4人と、女子団体組手に出場した市内の中学生3人が優勝を果たしました。8月31日は、入賞した選手11人が上越市役所を訪れ、中川市長に大会の結果を報告しました。

大会の結果を報告したのは、上越市内の小中学生11人や保護者などです。大会は、先月5日と6日に福岡県で行われ、個人の組手と形では小中学生4人が優勝しました。春日小学校4年生の梅澤奈月選手と三和中学校3年生の平野愛梨選手の2人は初優勝、国府小学校5年生の冨田実乃莉選手は2連覇、そして、城西中学校1年生の斎藤静矢朗選手は3度目の優勝です。

また、中学生の女子団体組手では、平野選手、城東中学校3年生の柳井志姫選手、附属中学校3年生の今井ちさと選手の3人が2連覇を達成しました。このうち、平野選手は7度目の出場で、個人、団体を制覇し総合優勝という快挙を成し遂げました。今回入賞した11人は、いずれも同じ道場「直心會」に通っていて、平野選手は週5日の練習で仲間と一緒に技を高めあってきました。

組手の部総合優勝  平野愛梨選手
「優勝に毎回手が届かなく入賞で終わっていた。今回メダル取れて優勝できてよかった。大会前は技術練習を多めに行ない、得意な技を伸ばしたのがよかった」

報告を受けた中川市長は「何度も積み重ねた練習がありこのような結果が出たと思う。これからも頑張ってください」と選手の活躍を称えました。

平野愛梨選手
「今回の結果を基に改善点を探して次に生かしたい」

個人形の部5位　後藤譜羽選手
「（全国大会）レベルが違う。いつもの力が一部出せなかった。次回に向けて頑張りたい」