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妙高市戦没者追悼法要 遺族など100人が参列

2023年06月28日 15:13更新

妙高市出身で戦争で亡くなった人の追悼法要が28日(水)、妙高市の新井別院で営まれました。

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追悼法要は4年ぶりに参列者の制限を設けず、遺族や関係者などおよそ100人が参列しました。妙高市では第二次世界大戦などで1691人が亡くなっています。

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法要では、妙高市社会福祉協議会の三浦了好会長が追悼文を読み上げました。

三浦了好会長
「今私たちが生きている平和で豊かな社会が、戦火に散った多くの尊い犠牲のうえに築かれたものであることを忘れてはならない。しかし、世界に目を向ければ、ロシアによるウクライナ侵攻をはじめ、各地で戦争や紛争が繰り返され、尊い命が失われ続けている。私たちが先の大戦から学びとった多くの教訓を糧として、真に平和で安全な社会を作っていく決意を新たにする」

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城戸市長は追悼の言葉として「悲惨な戦争を繰り返さないために、平和の尊さを次の世代に受け継いでいくことが、私たちに課せられた使命」と述べました。

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このあと、参列者が一人ひとり焼香し戦没者の霊を慰め平和を願いました。

参列者
「平和な今の世の中に感謝しなくては」

妙高市遺族会 間島英夫 会長
「父親がフィリピンで戦死した、遺児の一人。その都度当時を思い出す。遺徳をしのんで安らかにお休みくださいと祈った」 

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妙高市遺族会の平均年齢は83歳、会員数はおよそ450人で年々少なくなっています。間島英夫会長によりますと、会が毎年取り組んできた中学校での語り部活動は今年度、戦没者の孫やひ孫世代の青年部が中心となって進めるということです。

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妙高市遺族会 間島英夫 会長
「9割以上の人が戦争を知らない。親から子、子から孫へ、悲惨な戦争が風化しないよう存続に向けてつなげていこうと取り組んでいる」

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