2023年05月13日 04:00更新
基礎から学ぶコメ作り!
上越市立戸野目小学校の5年生が12日(金)、三本ぐわを使って田んぼの代かきに挑戦しました。
戸野目小学校の5年生19人は、コメ作りを基礎から学ぼうと先月下旬に田起こしに取り組みました。12日は代かきです。田んぼは農家から借りたもので、広さ4アールほどあります。
児童は、水を張った田んぼに三本ぐわを持って裸足で入りました。代かきはイネの苗を平らに植えるため、田んぼをならす重要な作業です。田んぼの持ち主である荒井昭作さんに教わりながら、水の中でかたまりになっている土をほぐしていきました。
5年生
「(三本ぐわで)根を取るのを教わった」
「(事前に)コメを作る作業の手順や順序を勉強してきた。おいしく食べてもらえるようなコメを育てたい」
この後は、荒井さんが機械を使って代かきの仕上げです。
コメ作り指導 荒井昭作さん
「昔の人たちは皆さんと同じように(三本ぐわで)代かきをした。昔の人が苦労をして頑張ってくれて今の時代がある」
担任の川住純子教諭は「コメ作りを基礎から学ぶことで、児童に農作業の大変さと楽しさを知って欲しい」と話していました。
児童はこのあとコシヒカリの苗を植えて、その成長を観察し、秋には手を使って稲刈りすることになっています。
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