2023年05月12日 16:49更新

上越信用金庫は地域の未来を担う子どもの役に立とうと12日（金）、関根学園高校と上越高校にそれぞれパソコンを1台ずつ寄付しました。

 このうち、関根学園には上越信用金庫の大堀芳和理事長が訪れ、鈴木重行校長に目録を手渡しました。

新しいパソコンは一足早く学校の図書室で使われています。図書室には9000冊ほどの本があり、バーコードで管理していますが、これまでのパソコンは動作が遅く、信金に新しい機種を要望していました。年間550冊ほどが貸し出しされる中、新しいパソコンでスムーズに手続きができているということです。鈴木校長は「大変ありがたい。最近は本を読むことが少ないが読書は大事。生徒にはたくさん本を読んで勉強してほしい」と喜んでいました。

今回の寄付は、信金がSDGsに取り組む地元企業に融資する際、融資額の0.1%相当を寄付に回してもらう条件付きの商品がベースになっています。この金融商品は低い利率のメリットがあるとともに、寄付する商品を地元企業で購入し、地域の子どもに役立てるという仕組みになっています。

 上越信用金庫の大堀理事長は「私どもは応援融資もするが企業のSDGsの取り組みも応援する。上越地域や世界が持続可能な社会になることを願っている」と話していました。

上越信用金庫は、今後もSDGs融資を受け付け地元への寄付につなげることにしています。　

なお、上越高校にはプログラミング同好会にノートパソコンが寄付されました。信金のSDGs融資によるはじめての寄付は、去年オーレンプラザのこどもセンターで行われました。今回はこれに続くものとなりました。