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190年前から続く伝統 上越市大和3丁目「荒町観音堂祭」

2023年04月18日 16:00更新

子育てに御利益があるといわれ、190年前から上越市大和3丁目で親しまれてきた「荒町観音堂」のお祭りが18日(火)に行われました。

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「荒町観音堂」には2体の石仏が納められています。観音像が地蔵を抱えているようにみえることから、子育てに御利益があるとして、古くから女性を中心に信仰されてきました。

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大和3丁目の町内会長 斉川哲夫さんは「子どもの夜泣きが激しく困っていたとき、母親が参拝にきたら直ったという話もある」と、不思議な御利益があるといいます。

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「観音堂祭」は190年前の天保4年から続く行事といわれ、毎年4月18日に住民がお堂を参拝する習わしです。

 斉川さんは「昨今は祭りを土日に動かすことも多いが、これは動かしてはいけないという古くからの掟。今でも守られている」と話していました。

斉川さんによりますと、諸説ありますが石仏は平安時代に造られて、妙高市の関山宝蔵院から戦の難を逃れるために僧侶が持ち出したということです。

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18日は町内にある佛現寺の住職がお経をあげ、住民24人が子育ての無事や無病息災を祈りました。

参加した女性住民
「当たり前の年中行事だと思っている。私たちより上の世代が、子育てがうまくいくと言っていた。よりどころにしていた人もいるのでは」

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荒町観音堂は、上越市の「地域の宝」に認定されています。町内会ではおととし、市の地域活動支援事業を活用して石でできていた祠を木製に建て替えました。

町内会長 斉川哲夫さん
「みんなできれいに守っている。(伝統の)タスキをつないでいきたい」

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