2017年09月15日 13:47更新

上越市内の小中学生が、夏休み中に取り組んだ発明や工作作品の展示が、15日から春日新田にあるカルチャーセンターで始まった。

この展覧会は、子ども達にアイデアを生かして創造する力や豊かな心を身に付けてもらうため毎年開催されている。今年は、市内の小中学生から720点の応募があった。審査は13日行われ、52点が入賞している。

これは、模型・工作部門で最優秀賞になった直江津小学校２年中島沙耶花さんの作品「トキのおやこ」。中央には生まれたばかりのヒナもいる。審査員からはよく調べて作りこまれているところや親子の愛情が良く伝わるところが評価された。

こちらも、模型・工作部門で最優秀賞になった春日新田小学校５年の井上美晴さんの作品「ランタン水族館」。「はりこ」という技法で紙を球体にし、海の生き物に仕上げてある。中には電球を入れた生き物もいて、ランタンのように灯りがともる仕組み。審査員からはいきいき表現され水の中で泳いでいるような感じが出ていると評価された。

このほかにも植物や建物をモチーフにした作品や映画の一シーンを再現した作品などがあり、訪れた人たちは子どもたちの創意工夫に感心しながらゆっくりと鑑賞していた。

作品は、18日月曜日までカルチャーセンターの体育館で展示されている。