上越妙高タウン情報

  • 雪國商店オンラインショップ
  1. 上越妙高タウン情報
  2. ニュース
  3. 111年前の出来事学ぶ 上下浜小学校で「くじらの日講演会」

111年前の出来事学ぶ 上下浜小学校で「くじらの日講演会」

2023年03月13日 17:49更新

100年以上前海岸に打ち上げられたクジラのお陰で、学校がつぶれずに済んだという上越市立上下浜小学校で13日(月)、この出来事を学ぶ講話会が開かれました。

230314_くじらの日講話会

上越市立上下浜小学校ではきのう3月13日を「くじらの日」としています。今から111年前明治45年のこの日学校近くの三ツ屋浜海岸にクジラが打ち上げられました。

Still0314_00004

この日は「小説 くじら学校」を著した小林甚三さんを講師に招き、3年生から6年生の54人が話をききました。

Still0314_00005

小林さんは当時の学校は村が運営していたことや、国が塩の専売制度を始めたため住民が塩を作れなくなり村全体が貧しくなったことなど、時代背景を説明したうえで「クジラはまさに天の恵みだった」と話しました。

Still0314_00007

講師 小林甚三さん
「クジラという大きな動物の命をもらって生き残った学校というすごいドラマを持った学校はこの学校しかない」

Still0314_00008

学校では児童にクジラと関わった昔の人の努力を学ぶことで、地元への愛着を深めてほしいと話しています。

Still0314_00009

児童
「今の人ではできないようなことができるのがすごい」

Still0314_00010

児童
「暮らしが貧しい時代でも人々が協力してくじらを解体していることがすごい」

Still0314_00011

児童
「卒業してもこの学校に通っていたことを大人になったときに小さい子供たちにこういう学校があったことを伝えたい」

Still0314_00012

講師 小林甚三さん
「日々の食べ物よりも明日のために学校を残す努力をしてきた。今の日本人が忘れかけていること。(子どもたちには)諦めてはいけない」

この記事が気に入ったら
上越妙高タウン情報にいいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でJCV Fan !をフォローしよう!

Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.

ページトップへ戻る