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田中産業の今井さん 重機オペレーターの世界大会へ!

2023年03月10日 18:52更新

雪国から 目指せ世界チャンピオン!

重機オペレーターがその技を競う世界大会に、上越市の建設会社「田中産業」の今井雅人さんが出場します。本番を前に練習の様子を取材しました。

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世界大会に出場するのは、上越市の建設会社「田中産業」の重機オペレーター、今井雅人さんです。今井さんは43歳、建設機械の操縦歴20年というベテランです。去年の秋、アジア大会で優勝したことで世界大会への出場をつかみました。Still0310_00004

世界大会に出場 今井雅人 さん
「プレッシャーだがいい経験になる。誰でもできる経験ではない。」

本番での競技は、油圧ショベルやホイールローダなど3種目があり、それぞれ作業の正確さやスピード、さらに、目視確認など作業の安全度を競います。

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今井さんの強みは、上越の軟弱な地盤や粘土質で扱いにくい土を相手に、効率的な作業を心がけ、技を磨いたことです。

世界大会に出場 今井 雅人 さん
「小規模工事から大規模工事まで様々な現場で自分の技術や経験をつんだ。他のオペレーターから情報をもらったり共有してスキルアップにつなげている。」

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また、頼もしい助っ人も…

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職場の同僚で、前回の世界大会4で位に輝いた原田洋之さんです。的確なアドバイスが参考になっています。

前回の世界大会に出場 原田洋之 さん
「お互いに協力しながらサポートしてきた。日本大会、アジア大会の経験は自分の身になっていることもあると思う。世界大会でもっ今後の糧になるような経験をして、仕事に役立つような建研をしてきてもらえれば」

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本番での競技は、会場入りして初めて、操作の内容が発表されます。中には、日本には無い重機もあり、大会で初めて乗ることになるということです。

 世界大会に出場 今井 雅人 さん
「アメリカで初めて乗れる機械も楽しみの一つ。どんな内容が出てくるか分からない。自分たちで想定して原田さんと相談しながら、何が出てもいいように万全な態勢にしておきたい。」

世界大会には、およそ5500人がエントリーしました。その中から、今井さんのように、アジアやヨーロッパなど地域大会を勝ち抜いた9人がファイナリストとして、世界一の頂点をめざします。本番は来週14日、アメリカのラスベガスで開かれます。

田中産業 田中朗之 常務取締役
「リラックスして普段の力を出してきてほしい。出るからには一番を取ってきてもらいたい」

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世界大会に出場 今井雅人 さん
「アメリカなどがホームで日本がアウェーなイメージ。それを覆すだけの経験と練習を重ねてきた。出来れば楽しんで、出られることに感謝し平常心を保って、日本に一位を持ってきたい」

 

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