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有恒高校の創立者 増村朴斎を主人公に 紙芝居披露

2023年03月04日 03:31更新

上越市板倉区の県立有恒高校の創立者、増村朴斎の生い立ちや高校を創立したきっかけなどを紹介する紙芝居が3日(金)、地元板倉小学校で披露されました。

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紙芝居のタイトルは「有恒高校を創った人~増村朴斎~」です。板倉小学校の全校児童およそ140人に披露されました。

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披露したのは板倉区の偉人などを紙芝居にして紹介している市民団体「寺野玉手箱グループ」です。紙芝居の制作にあたっては板倉小の6年生26人が絵の色塗りを協力しました。

紙芝居語り
「板倉区にある他の学校は全部、地域の名前がついているんだけど、高校だけどうして有恒高校?」

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物語は有恒高校の創立者で、郷土の偉人として知られる増村朴斎が有恒高校を創立した理由を紐解く内容です。朴斎は150年以上前の明治元年に現在の板倉区針の大地主の家に生まれ、小さい頃から書物を読むのが好きでした。当時、新潟県内には高校が3つしかなく、地方の農村部では読み書きや簡単な計算しか学ぶことができませんでした。

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紙芝居語り
「貧しい農村の子どもたちにも教育を受けさせたいという思いから『地方にこそ勉強が必要だ』と考え、この地域に学校を作ることを心に誓います」

そして28歳のとき板倉区に学校を建てる許可を得て、自分の財産を使って校舎を建てました。学校の名前は「有恒高校」。その由来は中国の古い書物から取りました。

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紙芝居語り
「この(文の)意味は、『恒に変わらない正しい信念を持ち続けることができる人になりましょう』ということ。そういう志を持った人間を育てていくんだという、朴斎先生の深い思いが込められている名前」

6年生
「色を塗った紙芝居を見れてうれしかった。忘れてはいけない人だと思った」
「板倉区針で生まれて有名な人ですごいと思った。(ほかの)板倉のスターも見つけたい」

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寺野玉手箱グループ 島田正美 代表
「論語の漢詩にあるように『恒』に正しい信念を持つ立派な大人になってほしい」

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