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63歳からクラフトビールづくり 八戸市の醸造会社に学ぶ「JCVビジネスセミナー」

2023年02月14日 11:45更新

第二の人生で、63歳からクラフトビールづくりに取り組んだ青森県八戸市の醸造会社の経営者に学ぶビジネスセミナーが、8日(水)にJCVで開かれました。

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セミナーの講師を務めたのは、青森県八戸市にあるカネク醸造取締役会長の山形琢一さんです。この会社では八戸麦酒のブランド名でクラフトビールを生産しています。

山形琢一さん
「(消費者は)若い人、とにかく女性が多い」

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山形さんが、ビールづくりを始めたのは4年前の2019年の63歳の時でした。いわゆるシニア起業として、それまで取り組んでいた機械部品の表面加工の事業を次男に引き継いでの挑戦です。もともとクラフトビールが大好きだったという山形さん、本場ドイツでのビール体験をもとに、こだわったのは炭酸を少なめにしてホップの香りやフレーバーを生かした味わいです。しかし目指した味はなかなか実現できませんでした。

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山形さんは東経連ビジネスセンターの支援を受けながら、マーケティングやブランディングを学び、「ユーロと和の融合」というコンセプトでビール造りを進めます。ビール発酵の温度管理では、もともとの本業を生かし、制御盤を自作するなどして、独自のビールづくりを確立しました。

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山形琢一さん
「温度管理をデジタル化。細かく制御する。おいしいビールができる」

現在はビール5種類、期間限定商品まで手掛けています。販売面では、地元のアイスホッケーやサッカーチームとコラボしたビールを発売するなどして、話題を呼びます。今年度の売り上げは、2600万円、3年後には1億円を目指す計画です。

このセミナーの様子はJCVのチャンネルで4月に放送する予定です。ビジネスセミナーは、中小企業の優れた取り組みを紹介しようと、JCVと東経連ビジネスセンターが定期的に開いています。

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