2023年01月30日 17:01更新

上越地方は冬型の気圧配置と強い寒気の影響で昨夜から特に平野部でまとまった雪が降りました。高田地区の積雪は30日（月）未明に1メートル10センチを記録し、今朝は各地で除雪に追われる人の姿が見られました。

上越市高田では30日(月)午前6時までの24時間降雪量が37センチ、午前3時の積雪は1メートル10センチを記録しました。

除雪作業中の人
「すごい雪がいっぱいで大変」
「（除雪作業で）腰が筋肉痛です」
「（雪下ろしを）そろそろ考えるのでは？今週降ればやるかもしれないですね」

上越市ではこの冬初めての除雪による事故が発生しました。28日（土）午前10時半ころ上越市中郷区で30代の男性が除雪機の雪を取り除こうとして右手中指の第一関節を切断しました。

29日(日)は上越市三和区と鴨島地区でそれぞれ60代男性と80代男性がカーポートの雪下しにからみ、梯子や脚立から落ちて右足首や左大腿骨を骨折しました。

また妙高市でも週末の２日間で除雪機に絡んで指の骨を折る疑いのある事故や、カーポートから落ちて打撲を負った事故あわせて2件がありました。

除雪作業中の人
「自分の体を過信しないで、気を付けて晴れ間を見つけてやるしかない」
「除雪機が詰まったときには手を入れない」

新潟地方気象台によりますと、31日(火）は冬型の気圧配置となりますが、次第にゆるむ見込みです。このため雪で、昼まえから曇りになる予報です。

また今週は天気の移り変わりが激しくなりそうです。長岡市の気象予報会社スノーキャストによりますと、31日（火）と1日（水）は高気圧が張り出して、特に1日は気温が10度と高めの予想となっています。しかし2日（木）からは冬型が強まり、強い寒気が入るため再びまとまった雪に注意が必要です。