2023年01月23日 11:03更新

「越後上越上杉おもてなし武将隊」に新たなメンバーが加わりました。その名も宇佐美定満。上杉家を支えた軍師です。さっそく22日（日）の定期公演でほかのメンバーとともに勇ましい演武を披露しました。

「越後上越上杉おもてなし武将隊」の新しいメンバー宇佐美定満です。上杉謙信の父、長尾為景に敗れた後、軍師として仕え、上杉家を支えたとされます。

宇佐美定満
「初のお目見えありがとうございます。400年のいにしえより、蘇って参りました。みなさまの温かい眼差しで、今後ともよろしくお願いいたします」

新メンバーが加わるのは、「綾姫」以来、3年ぶりです。宇佐美定満にとっては、この日の定期公演が初陣ならぬ初舞台。

県内外から集まったおよそ80人のファンを前に、演武のほか、観光PRソング「義の心宿る街 上越」を披露し会場を沸かせていました。

武将隊のファン
「宇佐美が復活して嬉しい」
「予想とは違ったけど、新しいメンバーも加わったのでこれからも盛り上がってほしい」

宇佐美定満
「きょうの午前中まで稽古を続けて参りました。演武を無事に終えたことにほっとしています。武将隊というものが11年も続いてきて、まだ知られていないところもあると思うので、もっともっと上杉謙信公を認知してもらえるようにPR活動を行っていきたい」

宇佐美定満をむかえた武将隊は、上杉謙信、上杉景勝、女武者のまつえ、足軽の十吾郎、綾姫とあわせて6人体制となりました。

謙信公
「うれしい。戦力が増えるということはおもてなしも良いものができると思うので期待したい。宇佐美は気さくで朗らかな性格なんでいい印象をもっていただけるのでは。新たな武将の歴史も含めて興味をもってくれる人も増えるかな」