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市文化財の民俗芸能「八社五社」 高士小児童が太鼓に挑戦

2022年12月01日 09:20更新

上越市の文化財に指定されている民俗芸能「八社五社(やしゃごしゃ)」の演奏に、地元、上越市立高士小学校の児童が30日(水)に挑戦しました。太鼓はうまく叩けたでしょうか?

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「八社五社」は太鼓の音や歌に合わせて踊る上越市高士地区に伝わる民俗芸能で、昭和49年に市の文化財に指定されています。高士小学校では毎年、児童が八社五社保存会から太鼓や歌、踊りなどを教わってきました。30日はコロナ禍で、3年ぶりの実施となりました。

八社五社保存会 上村潤二 会長
「(今の太鼓と比べると)八社五社は地味。歌も踊りも太鼓も。かっこよくはないかもしれないが昔からある貴重な太鼓」

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はじめに3、4年生15人が八社五社の歴史や太鼓の叩き方などを教わったあと、さっそく演奏に挑戦しました。児童は一人ひとり交替しながら、配られた楽譜に合わせ太鼓を叩きました。

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楽譜の黒い部分は右手、白い部分は左手で叩きます。

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児童
「太鼓の外側、内側を叩く順番があって気をつけてやった」
「自分が生まれる前から伝わるものですごいと思った」
「(太鼓)簡単なところもあったが難しいところもあった。八社五社の太鼓や歌も覚えて全部できるようにしたい」

現在、保存会のメンバーは20人ほどで、平均年齢は60歳以上だということです。

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八社五社保存会 上村潤二 会長
「歴史あるものなので残していきたい。(始めたきっかけ)踊りが好きで、当時の厚生会館で踊るために練習を始めた。一人でも多く(やりたい人が)出てくれればうれしい」

高士小学校では音楽の授業などで、今後も太鼓の練習を続けていきたいと話しています。

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