2022年11月11日 17:00更新

廃車や廃材などの金属スクラップからの火災に備えた消防訓練が11日（金）、上越市の資源リサイクル会社 飛田テックで行われました。

上越南消防署によりますと、一般に金属スクラップが燃えることはありませんが、そこにプラスチックなどが混ざると出火の危険性があるということです。

11日の訓練は、スクラップ置き場から火が出た想定で、上越南消防署や高士分遣所などから消防車両6台と署員22人が参加しました。

スクラップ火災は、火元がどこなのかわからない場合が少なくありません。そのため、飛田テックのスタッフ15人が重機を使って燃えるものと燃えないものを分けて、消防と連携しながら訓練にあたっていました。

上越南消防署　羽深勲 署長
「発熱性の高いものは消火に時間がかかる。消防隊が容易に近づけないものもあるため、事業者との連携、重機の使用が不可欠になる。このような火災に効果的に活動できるよう、準備してほしい」