2017年08月29日 11:24更新

北朝鮮によるミサイル発射の情報を受けて、上越市と妙高市でもＪアラートの緊急放送が流れた。えちごトキめき鉄道では、走行中のすべての列車を緊急停車させたため、ダイヤが乱れる影響が出た。

 Ｊアラートが作動したのは午前５時58分で、上越市、妙高市ともに全域で緊急放送が流れた。放送を受けて市の防災担当者が登庁し、情報収集にあたったが、被害などは確認されなかった。一方、えちごトキめき鉄道ではダイヤが乱れる影響が出た。トキ鉄によると、Ｊアラートを受けて午前６時２分に日本海ひすいラインと妙高はねうまラインを走行していた貨物列車をふくむ８本の列車すべてを緊急停車させた。その後、ミサイルが上空を通過したとの知らせが入り、17分後に運転を再開。この影響で、一部の列車に最大41分の遅れが出たが、午前９時までに解消したという。

なお、ＪＣＶではＪアラートが作動した場合、上越市の防災行政無線を通じて12チャンネルとＦＭ告知端末で放送することになっている。