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福祉施設の火災に備え 逃げ遅れた人の救出訓練

2022年11月10日 09:00更新

福祉施設で火災が発生し、逃げ遅れた人を救出する訓練が9日(水)、上越市安塚区の安塚やすらぎ荘で行われました。

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訓練には東頸消防署から15人が参加して、デイサービスセンター安塚やすらぎ荘の2階から火が出た想定で行われました。はじめに施設の利用者が車いすに乗って速やかに建物の外に避難しました。

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続いて、やすらぎ荘の職員が初期消火に失敗、逃げ遅れた想定で消防隊員がはしごを使って高さ約5メートルの2階に上がって救助しました。

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このほか、隊員が高さ10メートルの屋上からロープを使って降りる訓練も行われました。

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東頸消防署 竹田優 署長
「消防隊が到着後、施設側と情報を共有し、短時間・最大効率で利用者を避難させる」

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訓練のあと、安塚やすらぎ荘を運営する社会福祉協議会 安塚支所の外立学支所長は「近年、施設の火災に備えて訓練や研修をしているが、万一の時は消防署に万全の協力をお願いしたい」とあいさつしました。

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上越消防によりますと、管内での社会福祉施設関連の火災は過去10年で2件ありました。1件は平成27年、妙高市の施設でストーブの火が施設の一部を焼く火災、もう1件は平成30年、上越市の施設で台所から出火し、職員2人がけがをした火災です。

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東頸消防署 竹田優 署長
「(冬の火災)除雪や降雪で家の周辺が雪深くなる。2方向の避難口を確保することで、どちらかに避難できる」

訓練は、秋の火災予防運動に合わせて行なわれました。

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