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持続可能なまちづくりとは 附属中2年生が議論

2022年09月14日 18:50更新

人口減少と高齢化が進む上越市で都市機能を集約するコンパクトなまちづくりが進められている中、中学生がまちの未来について考える授業が13日、上越教育大学附属中学校で行われました。

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この授業は持続可能なまちづくりについて考えようと、2年3組の35人が夏休み明けから取り組んでいます。生徒は授業に先立ち、夏休み中に13区を回って耕作放棄地を見たり、デマンドバスの運転手に話しを聞いたりして、それぞれが市の課題を考えてきました。この日は7回目の授業が行われ、「誰も取り残さないまちづくり」をどうしたら実現できるか話しあいました。教員からは、はじめに4つの案が示されました。

①「コンパクトにしない」
②「複数の拠点を中心にする」
③「高田を拠点にする」
④「そのほか」

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生徒はグループごとに各案の必要性も含めて意見を交わしました。グループには上越市都市整備課の職員や地域おこし協力隊、高田の民間企業、直江津地区連合青年会のメンバーが加わり、生徒にアドバイスを送りました。

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生徒
「高田と直江津に拠点を置いたほうがいい」
「都市が複数あるとそれなりのコストがかかる。1か所にコストを集中すると中身が詰まってくる」
「山に住んでいる人など生まれ育ったところに居たいという人もいる。その人をわざわざ中心部まで連れてくるのは望ましくない」

市の職員
「直江津・高田のインフラなど活用することができる。拠点を1つに絞ると災害時などに問題がある。複数あったほうがいい」

生徒はまちづくりに関わるメンバーと意見を交わしたことで、新たに気づいたことがありました。

生徒
「地域おこし協力隊から、不便さを求めて13区に移り住む人がいることを聞いた。便利 = 魅力なのかを考えた」

生徒は今月中に自分の意見をまとめることにしています。また学校では生徒の考えをレポートにまとめ、来月以降、市に提案する予定です。

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