2022年11月01日 11:30更新

新潟県出身の3人の画家のコレクション展「雪国をえがく ― 栢森義・小島丹漾・富岡惣一郎 三人展 ―」が来年1月9日（月･祝）まで新潟県立近代美術館で開催されます。

栢森義《夜の徘徊者と雪女》1977年

洋画家・栢森義（1901～1992）
晩年の「雪女」シリーズは、謎めいた存在、雪女をめぐる幻想を詩情豊かに描き出されています。戦前に写実的作風から出発しましたが、次第に自由奔放な作風に転じました。

小島丹漾《待つ》1965年

日本画家・小島丹漾（1902～1975）
雪国の生活を主題に堅固な造形性を追い求め、太い線が交錯する独自の様式に到達しました。新潟県立近代美術館所蔵の作品とともに遺族から寄贈された多数の小下絵などを展示し、丹漾の制作の秘密に迫ります。

富岡惣一郎《雪国》1971年

洋画家・富岡惣一郎（1922～1994）
雪深い上越高田に生まれ、自ら創案した白の絵具「トミオカホワイト」で知られています。1970年代の「雪国」シリーズでは、画家の独創性がいっそう明確なものになりました。今回は1960～80年代の作品をまとめて展示し、その軌跡をたどります。

雪景や雪国で生活する人々を主題とした県人作家による三者三様の表現を会場でご覧ください。このほか「幻想世界 シュルレアリスムと美術」、「近代美術館の名品」が同時開催されます。詳しくは新潟県立近代美術館のHPをご覧ください。

【読者プレゼント】

「コレクション展 第3期」
招待券 5組10名様

■応募条件　
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■応募方法
下記、応募フォームより必要事項をご明記の上、ご応募下さい。
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申込締切　11月8日（火）
※当選者へのチケット発送は11月10日（木）頃の予定です。

「雪国をえがく 栢森義・小島丹漾・富岡惣一郎 三人展」
■開催期間：2022年10月4日（火） ～ 2023年1月9日（月・祝）
■開館時間：9:00～17:00（観覧券の販売は16:30まで）
■休館日：月曜日（10/10、1/9は開館、10/11は休館）、年末年始（12/26～1/3）
■会場：新潟県立近代美術館 コレクション展示室1（新潟県長岡市千秋3-278-14）
■観覧料：一般430円／大高生200円／中学生以下無料