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マッチは使いません!児童が板と棒で火起こしを体験

2022年06月11日 14:22更新

上越市下正善寺にある森のこども園てくてくの卒業生が、きょう、マッチやライターを使わずに板と棒を使った火起こし方法を学びました。 

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参加したのは森のこども園てくてくの卒業生で、小学1年生から6年生まで15人です。この体験は、夏休みに行われるキャンプに参加する前の事前学習として行われました。

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講師はサバイバル技術の講師として活動している川口拓さんです。

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川口さんは、火をおこす準備として火種が出来てから火を育てるために細さの違う枝が必要と説明し、児童は周辺の森から枝を拾い集めました。

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そして、火がつきやすい杉の葉の上に細さの違う枝を順番に重ねて準備をしていきます。

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いよいよ板と棒を使って火種を作ります。4人一組になり、2人が支え、2人が弓を引っ張ります。 

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なかなか力が加わらず棒が外れてしまうなど苦戦しますが、川口さんから「最初は大きく弓を動かして」「だんだん早くしてみて」などアドバイスを受けながら再度挑戦すると徐々に煙が立ち上り始めます。

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出来た火種を麻の紐を細かく割いたものにうつし、空気を送り込み、火をおこします。ついた火を事前に準備した枝の中に入れると、火が枝に燃え移ります。

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体験した小学2年生は「弓を引っ張るのが大変だった。マッチでつけるのは簡単なのにこのやり方はすごく難しい。一人じゃできないと思った」と話していました。

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 主催したNPO法人緑とくらしの学校の小菅江美理事長は「全員が主体性を持って活動してくれた。火起こしは一人だとできないし、仲間がいるから出来ることを学んでほしい。その学びをこれからの人生にも活かしていってほしい」と話していました。 

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児童はこのあと起こした火を使ってスープを作ったり、ロープやブルーシート、竹を使ってテントを張る練習を行いました。この練習をいかして夏休みに2泊3日のキャンプに挑むということです。

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