2022年06月01日 15:42更新

今年の箱根駅伝で青山学院大学陸上部は、妙高市のロゴが入ったユニフォームを使用し2年ぶり6度目の総合優勝を果たしました。反響が大きかったことから、妙高市は来年の箱根駅伝でも市のロゴが入ったユニフォームを着てもらおうと青学とのスポンサー契約を更新するため6月議会の補正予算に2200万円を計上しました。

これは、27日（金）に開かれた妙高市の定例記者会見で明らかになりました。青山学院大学の陸上部は、毎年、妙高市杉野沢地区で夏合宿を行っています。その縁から妙高市とスポンサー契約を結び昨年度は、市のロゴが入ったユニフォームを着て大学三大駅伝と呼ばれる「出雲駅伝」「全日本大学駅伝」「箱根駅伝」に出場しました。

市では反響があり、アピール効果が高いとして今年度も同様のスポンサー契約を結ぶため2200万円の補正予算を盛り込みました。

このうち1000万円はクラウドファンディングで、残りの1200万円は、企業版ふるさと納税などで寄付を募ることにしています。

市によりますと、今年の箱根駅伝当日の2日と3日には、クラウドファンディングを呼びかける記事のホームページに通常の400倍のアクセスがあったということです。

市では、ユニフォームにロゴを入れることで市の認知度を全国に広げることができるとしています。担当者は「妙高を知らない人が多いと思うので興味を持って調べるきっかけになれば」と話しています。