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初回は安塚区 市民と中川市長の対話集会

2022年05月17日 08:52更新

上越市の中川幹太市長が地域に出向いて市民と対話する集会が始まりました。15日(日)は第1回が安塚区で開かれ、市長が20人の声に耳を傾けました。
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「市民と市長との対話集会」は中川市長が直接、市民から地域の課題や要望を聞いて意見を交わします。第1回の15日は安塚区で開かれ、市長は地域の市民団体や地域協議会の会長など8組20人と向き合いました。

そのうち旧安塚町時代から活動しているという女性団体のメンバーは、スキー場や観光施設など全国どこにもあるものばかり、安塚が選ばれるようなプラスアルファを実現してほしいと訴えました。
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雪のまちいきいき女性ネットワーク
「いま感じるのは安塚区に元気がない」
「地域おこしのプロのコンサルタントをひとり雇ってほしい」

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市長
「どうしたら地域が元気になるか。若者が増え子どもが生まれること。そのために若者にどういう職業に就いてもらったら良いか考えなければ」

また、安塚区の人口について30年後に300人まで減るというデータをあげた人は、副市長のひとりに人口減少を専門に担当してもらえないかと求めました。それに対して、市長は……

市長
「副市長ひとりを人口減少担当にしても焼け石に水だと思う。大人が子どもに地域に何もないと言い、(上越に)帰って来なくても良いと言う。だから『地域の宝があるのでは』と言っている」

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また、越後田舎体験の関係者は、都会には一定のニーズがあるとしながらも民泊の引き受け手が高齢化で減り、宿が無い現状をなんとかしたいと訴えました。

それに対し、市長は次のように答えました。

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市長
「分散的に空き家を宿泊可能にし、受付は一括で行う方法もあると思う」

中川市長は「地域のことは地域で解決する」をスローガンに、来年度から自治区ごとに独自予算を付ける方針を打ち出しています。一方、地域活動支援事業は廃止する方針で、今年度は各地域協議会に対し最後となる事業予算案と地域のあり方ビジョンを9月までに作るよう求めています。集会では安塚区の地域協議会から計画の進め方を問う声が出ました。
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安塚区地域協議会 松苗正二会長
「市長の考えが悪いとは言ってない。逆に応援したいが時間がなさすぎる。1~2年といった期間で地域の中で良いものを探し提出してと言うべき」

市長
「来年度の予算が立てられるかどうかは地区ごとに状況が違うので都度判断。もう1年2年ほしいということであれば時間をかけていく可能性は十分ある」

松苗会長
「意見書や提案書がないものは予算はつかないのか?」

市長
「そのあたりも含めて8 月9 月の段階で判断して皆さんにもう一度提案したい。基本的に行政職員が予算編成をする。段取りを地域協議会にお願いしたい。地域のお宝探しや住民に話を聞いたり、方向性など。職員にもそう話している」

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参加者
「市長と率直に意見交換ができる機会は今までなかった。市長に安塚に来てもらい、みんなの思いがすぐに反応返ってくる。その思いを直接知ることができた。意義があったと思う」

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「市長と市民の対話集会」は、10月まで市内の中学校区ごとに開かれ、1会場20人程度の集会を目安にしています。参加を希望する人は各区の総合事務所に申し込んでください。

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