2022年03月29日 13:41更新

上越市内の小中学生でつくる「上越マーチングバンド」のコンサートが27日、上越文化会館で開かれました。

上越マーチングバンドは上越文化会館が学校以外でも集団で音楽を学べる場を作ろうと、4年前に立ち上げました。現在、上越市内の小学生4年生から中学1年生までの15人が所属しています。メンバーの半分は初心者で、コンサートでは映画「となりのトトロ」など、3曲を披露しました。

バンドでは練習を月に3回ほど、ことし1月からはコンサートに向けて週に1回に増やしてきました。しかしコロナ禍の影響で全員そろって練習ができたのは3月に入ってからです。バンドはこうした逆境を乗り越え、演奏に臨みました。

またコンサートには社会人などで作る上越ブレイブバッキングホースや上越教育大学吹奏楽団も出演し、演奏を披露しました。最後は出演者全員で「マーチング・ドリーム」を演奏しました。

上越マーチングバンドのメンバーは「練習が休みになった回もあったが、演奏が完成して良かった」「恥ずかしい気持ちもあったが、いつもよりうまくできた」と話していました。 

コンサートのもようは5月1日（日）からのＪＣＶスペシャルでたっぷりと放送します。