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島外の高校とオンラインで地域探求の成果発表/佐渡テレビジョン

2022年03月28日 11:11更新

高校生が地域の課題解決に取り組んできた学習の発表会が25日(金)、佐渡と島外の学校をオンラインでつないで行われました。

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この学習は県教育委員会が文部科学省の事業採択を受けて実施する「新潟の未来をSaGaSuプロジェクト」の一環で、離島や中山間地域の高校生たちが連携して地域の課題解決に取り組むプロジェクトです。地域に貢献しようとする精神の醸成や生徒のキャリア形成を目的としています。

この日は羽茂高校、佐渡総合高校のほか、島外から阿賀黎明高校が参加し、各校3チーム、計9チームが学習の成果を発表しました。

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初めに郷土料理の普及を目指す羽茂高校のチームが、さつまいもやにんじんなどの野菜を細かく刻んで煮た佐渡の郷土料理「こくしょう」を若者にも親しみやすいよう、具材や味付けをアレンジして販売しようとする取り組みが発表されました。この取り組みは、実際に商品化が決定し、島内のスーパーなどで期間限定販売されています。

また、規格外の果物を活用しようと取り組んだ佐渡総合高校のチームは、佐渡産のレモンやあんぽ柿のレシピを考えて農家と商品化してもらう企業をつなぐ取り組みを発表しました。

まちづくりをテーマに取り組んだ阿賀黎明高校のチームは地域の商店街の一角をリノベーションし若者が集まる場所を作る取り組みを発表しました。この取り組みではリノベーションを手掛ける会社の協力を得て、実際のリノベーション作業にも生徒が参加するなど、授業を通して提案が実現したということです。

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発表の最後には日本政策金融公庫の飯田あゆ美さんが講評し「高校生ならではのアイデアを活かしどんどん大人を巻き込んで、地域の魅力を見つけ、発信していってほしい」と生徒の活動に期待を寄せていました。

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参加した佐渡総合高校の生徒は「ほかの学校のチームは計画を実行していてすごいと思った。自分たちもこれから実現に向けて頑張っていきたい」と意気込んでいました。

佐渡総合高校の担当教諭は「生徒の9割は卒業後島外へ出てしまう。地元のことを知り、郷土愛を育むきっかけになってほしい」と話していました。

佐渡テレビジョン

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