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小川未明生誕140周年 附属中生徒が生い立ち学ぶ

2022年03月16日 16:10更新

今年は、上越市の偉人、小川未明が生まれて140周年を迎えます。それにあわせて上越教育大学附属中学校の2年生が16日、高田図書館にある小川未明文学館を訪れ、未明の生い立ちや作品について学びました。 

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小川未明文学館を訪ねたのは、附属中学校の2年生36人です。生徒は今年が未明の生誕140周年にあたることから、1年を通して未明について学び、秋の生誕記念イベントで発表することになっています。

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 16日は学びの第1歩として未明の生い立ちや作品について、学芸員の上村聡子さんから説明を受けました。上村さんは未明が上越市幸町で生まれ、今の大手町小学校や高田高校に通ったこと、数学が苦手だったことなどを紹介。生涯に書いた作品は、童話を中心に1200点以上あり、日本のアンデルセンと呼ばれたと説明しました。

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また、未明が2人の子どもを感染症で亡くし、自身もスペイン風邪で重体になったことを紹介しました。

学芸員 上村聡子さん
「(未明は)生きる意味を考え、それに対する童話や小説を書いた」

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この後、未明の生い立ちをまとめた動画も鑑賞しました。 

生徒
「未明の頃もスペイン風邪が流行っていて、自分の子を亡くしてしまったことに貧富の差を感じ、社会主義者になったと知った。今の日本にも貧富の差があるので、できることからやっていく大切さ学んだ」
「改めて作品を読んでみたいと思った。未明に関わっていた人の考え方や生涯が作品にどんな影響を与えたのか知りたい」

生徒は春休みに未明の作品を読んで、学びを深めていくことにしています。

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