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マガジン「つぎつぎ」創刊!雪国の雁木町家を次世代に

2022年03月02日 17:57更新

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雪国ならではの雁木や町家の魅力を次の世代に伝えようというマガジン「つぎつぎ」が創刊され、今も町家に暮らしているおよそ2500世帯を中心に配られています。

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発行人の雁木のまち再生 関由有子 代表理事
「雁木町家で空き家が増えている。(町家を)店舗や事業所に活用していって、これからも町家を存続したい」

マガジンを作ったのは、空き家となった町家の再生などに取り組んでいる一般社団法人「雁木のまち再生」です。

Still0301_00001発行人を務めた関由有子さんはマガジンを作るにあたり、一般市民から編集者を募りました。結果、20代から50代の男女5人が集まり、取材などで実際に町家界隈を見て歩いたということです。

マガジンの名前「つぎつぎ」には、関さんの深い思いがあるといいます。

関由有子 代表理事
「(町家)世代を超えて江戸時代から『つぎつぎ』伝わっている。移り行く流れの中で『つぎつぎ』は良い言葉だと(思った)」

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関さんは、雁木町家はまだまだ可能性のある空間だと考えています。マガジン「つぎつぎ」には、町家を活用したカフェやシェアオフィスなどの例が紹介されています。

そのひとつ、仲町4丁目にある複合施設「兎に角」は、かつて衣類の卸問屋だった商店の後を受け継ぎ、リノベーションしました。記事では、改装工事を手がけた打田亮介さんが、新しい住民が地域住民と良い関係を築いてこそ、町家の活性化につながると語っています。

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 今回完成したマガジンは3000部。発行人の関さんは、町家の将来を外からの視点だけでなく、現在暮らしている人たちと一緒に考えたいと、マガジンを町家のおよそ2500世帯に配ることにしています。

関由有子 代表理事
「空き家を持っている人は(手放して)あきらめてしまう気持ちもわかる。手遅れになる前に(この冊子を見て)身近な人と相談する手がかりになれば」

 マガジン「つぎつぎ」は、本町にある「町家交流館高田小町」でも配られています。

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