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佐渡金銀山の世界文化遺産登録実現に向け 文科省に2度目の要望書提出/佐渡テレビジョン

2022年01月12日 12:05更新

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花角英世新潟県知事や渡辺竜五佐渡市長、世界遺産登録推進議員連盟の代表が7日、佐渡金銀山の世界文化遺産登録実現に向けた要望書を末松伸介文部科学大臣に手渡しました。

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この日、末松信介文部科学大臣のもとを訪れたのは花角英世新潟県知事、渡辺竜五佐渡市長のほか、国・県・市の「佐渡金銀山」世界遺産登録推進議員連盟の代表、そして一般社団法人佐渡を世界遺産にする会の中野洸会長など8人です。

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去年12月28日「佐渡島の金山」は文化審議会から世界文化遺産の国内推薦候補として選定すると答申されましたが、この選定は推薦の決定ではなく「今後政府内で総合的な検討を行っていく」との異例の一文が付きました。

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一行は文科大臣に対し、文化審議会の答申を踏まえ、通例通り速やかにユネスコへの推薦を決定するよう強く求めて要望書を手渡しました。
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花角英世新潟県知事
「きちんと世界遺産としての価値を佐渡金山について認めていただいたということに感謝を申し上げました。その上で、通例によれば文化審議会の答申が出ればそれに基づいてユネスコに登録の国内推薦をするという流れということになると思うので、通例通りに速やかに意思決定していただきたいということをお願いしました。それに対して大臣からは政府内で総合的な検討を進めていくと答えを頂きました」

また「総合的な検討」の中身については、大臣からは具体的な内容の言及はなかったということです。

ユネスコへの提出期限が迫るなか渡辺市長は国内推薦決定まで全力で取り組んでいく決意を改めて示しました。

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渡辺竜五 佐渡市長
「本日は佐渡市の市民の思い、そしていままでの歴史25年を超え取り組んできた中で、文化の価値が認められて地域の価値を継承していくという新しい地域づくりというところにも、文化が大きな役割を果たすので本当に期待している、とお願いをしたところです。私自身もそうですし、佐渡市民や新潟県の県民の方々と一緒に、いろんな形で国への要望を含めて、限られた時間になるかもしれませんが、一生懸命取り組んでいきたいというふうに考えております」

なお、懸念された徴用工問題について大臣との面談では俎上に上らなかったことも明かしました。

花角英世 新潟県知事
「文化審議会でまず専門家の世界遺産の価値があるということを認めていただいたわけですから、粛々と自然体でユネスコの中で説明していけばいいんだろうと思っております。私は多くの方からはご理解いただけていると思っております」

渡辺竜五佐渡市長
「いままで長い時間をかけて国のほうに審査していただいて、本当に世界文化遺産としての価値が適切であるといただいた。我々としてはそこを目指して取り組んで参りましたし、この文化審議会の答申をもって世界遺産へのチェレンジと想定しておりました。ここはしっかりと国の方でもスムーズに取り組めるように、市民の方もこれからどんどん守る、継承していくというところで、もっともっと取り組んでいかなければいけない、準備してほしいと考えております」

佐渡テレビジョン

 

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