2022年01月05日 13:22更新

5日は二十四節季のひとつ「小寒」です。「寒の入り」とも言い、寒さがいっそう厳しくなるとされます。この冬の降雪で、上越市と妙高市では、除雪機に手をはさまれたり、雪下ろしで屋根から落ちるなど、11件の雪にからむ事故が発生しています。

 5日お昼ごろ、高田城址公園の北堀で、大きな鳴き声を上げているのはハクチョウです。堀では、30羽ほどが羽を休めたり、エサをついばむなどの姿が見られました。5日の上越地方の最低気温は、上越市高田で0度ちょうど、大潟でマイナス0.4度、妙高市関山でマイナス3.4度など、ほぼ平年並みでした。 

新潟地方気象台によりますと、今後1週間は、最高気温、最低気温ともに平年並みか平年より低く、特に期間の前半はかなり低いところがあるということです。

こうした中、増えているのは雪の事故です。5日午後2時現在、上越市と妙高市あわせて11件発生しています。そのうち、除雪機に手を挟まれた事故が4件、除雪中に滑って転んだ事故が2件、雪下ろしで屋根から落ちた事故が1件などとなっています。 

県や市では、除雪作業について「1人でしない」、「無理しない」、「落雪・転倒に気を付ける」、さらに「除雪機の安全装置を解除するときは十分注意する」よう呼びかけています。

今月20日は「大寒」です。これからまだまだ雪が降ると思われます。除雪作業が続くと疲れがたまり、思わぬ事故につながりかねません。くれぐれもご注意ください。