2021年12月28日 17:52更新

おととい26日（日）、上越市板倉区で除雪作業をしていた70代男性が、雪の中に埋もれた状態で発見され、その後、死亡が確認されました。男性に外傷はなく、除雪作業中に死亡したとみられています。県内では、この冬初めての雪による死亡事故となりました。

市によりますと、死亡が確認されたのは上越市板倉区宮島在住の70代男性です。午後6時前に自宅の納屋付近で男性が雪の中に埋もれているのを近隣住民が発見し消防に通報しました。男性の近くにはスノーダンプが置かれており、除雪をした形跡があったことから、除雪作業中に死亡したと見られています。26日の午前9時の時点で、板倉区総合事務所には40センチの積雪が確認されていました。

このほか、28日（火）には上越市中門前1丁目在住の50代男性が、自宅周辺を除雪作業中、除雪機にシューターに詰まった雪を取り除こうとし、回転していたブロアに右手の指が接触し、軽症の傷を負っています。

これで、この冬に上越市内で発生した雪による被害は3件目になりました。