2021年12月16日 13:56更新

スプレーアーティストとして活動する神戸市の山本剛之さんが14日と15日の2日間上越市を訪れ、住宅の外壁に「直江津の夕日」を描きました。

完成した「直江津の夕日」

住宅のデッキにあるコンクリートの壁、縦1メートル横11メートルに直江津海岸から見える日本海やカモメ、佐渡島などが描かれています。

描いたのは、神戸市のスプレーアーティスト山本剛之さんです。スプレーアートは日曜大工などで使うスプレー缶で、紙や板に塗料を吹きつけ、絵を描くものです。山本さんは、神戸市で日本初のスプレーアート専門店を営んでいて、およそ50種類のカラースプレーを使い分け、作品づくりに取り組んでいます。今回は依頼を受けて、直江津地区の住宅で夕日を描きました。

山本剛之さん
「直江津はロケーションが非常に良く、きれいな景色を描きたいと思った。淡い空と濃い海、そして夕日が印象的。ここは描いていて気持ち良くもっと描きたいと思った。筆とはタッチが全然違うので、スプレーでの表現を見てほしい。雲や空の雰囲気などをぜひ見ていただければ」

アートを依頼したのは家の持ち主、加藤善一さんです。加藤さんは夜も海を眺めていたいと、今年10月窓の外付けブラインドにスプレーアートを描いてもらいました。その作品が気に入ったため、今回2回目の依頼となりました。

加藤善一さん
「毎晩 直江津の夕日を見て、年中見たいという欲望に駆られた。これからは昼も夜も素晴らしい直江津が見れるので最高」

加藤さんの家は、うみがたりの近く上越市中央にあります。作品を見たい人は、加藤善一さんまでお問い合わせください。

■問い合わせ：℡080-4855-7825（加藤さん）