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妊産婦をサポート! 任意団体「ふぁみりり」発足 初の相談会

2021年12月06日 09:36更新

独りで悩まないで!

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妊娠している女性の出産前の孤独感や不安を和らげるサポートしようと、任意団体「ふぁみりり」が上越市に発足しました。これにあわせ、妊産婦の悩み相談会が開かれました。

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「ふぁみりり」は妊産婦の出産前の不安や孤立感をサポートしようと、子育て中の上越市内の母親5人が、今年1月に立ち上げました。

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代表の高橋朋美さんは、設立経緯について「私たちは切迫早産を経験したメンバーが3人いて、入院中のベッドで一緒になったお母さんたちと、妊産婦支援の制度やサービスがあったらいいのにと話し合ったことがきっかけ」と話します。

さらに「私は入院したときに夫と娘が自宅で過ごしていたが、そのときの2人の生活のやりくり、保育園の送迎や、無いときの過ごし方。食事や家事をどうするのかも考えなくてはいけなかった」と自身の苦労した経験を振り返り、「ふぁみりり」が介護でのケアマネージャーのように妊産婦が相談できる存在になりたいと話しました。

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現在の活動はホームページやインスタグラムを通じて、妊娠や出産、育児期に役立つ情報を発信しています。

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この日は初めての相談会を開き、妊娠中の4人が参加しました。会場では悩み相談のほか、助産師が妊娠中に気を付けるポイントをアドバイスしました。

現在、上越市では体調不良などで家事や育児がむずかしい妊産婦に対し「産前産後ヘルパー」を派遣する事業を進めています。

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相談会ではヘルパーの申請方法などを紹介しました。スタッフは、ヘルパーの申請方法を示すとともに「市の窓口の担当者が『家族の助けは本当にないのか』と何度も尋ねてくるが、申し込む際にサービスが必要だとはっきり伝えること」、「ヘルパーを家に入れる前、部屋が汚れていると気にする人がいるが、それを片付けてもらうのだから大丈夫』とアドバイスし、利用を呼びかけました。

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 参加者
「今2人目の子どもが妊娠9か月。上の子と間が開いたので、久々の出産にどきどきして不安がある。人の経験を聞いたり助産師のアドバイスももらったので不安がやわらいだ」
「県外から来ているので周りに知人も少ないのでありがたい。産前産後ヘルパーのことがわかったので問い合わせてみようと思った。一人で解決しないこともあるので心強い」

髙橋代表
「産後や子育てのサービスは上越市は充実しているが、産前に使えるサービスは少ない。私も1人目は入院せずに過ごせて必要性も感じなかったが、いざ当事者となるとなかなか大変。何もなくても2子3子がいると、妊婦であるだけでも大変。困難がある人、ない人にも使ってもらえるサービスになれば」と話しています。

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ふぁみりりは、今後も妊産婦の相談や産前産後ヘルパーの申請をサポートする活動などを進めることにしています。あわせて、今年度中には、NPO法人化を目指したいと話しています。詳しい情報は「ふぁみりり」のホームページ、またはインスタグラムで確認してください。

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