2021年11月11日 19:26更新

ICTを活用した最先端の土木技術を学ぼうと県立高田農業高校の2年生が11日、国道253号線上越三和道路の工事現場を見学しました。

工事を見学したのは高田農業高校農業土木科の2年生37人です。生徒は、国道253号上越三和道路の地盤改良工事の現場に入り、ICTを活用した最新の土木技術を見学しました。

このショベルカーはGPSによる位置情報を映し出す3Dモニターが運転席に備えられていて、オペレーターはモニターを見ながら、正確な操作ができます。この日は、生徒一人ひとりがショベルカーに乗り込んで操作を体験しました。

これはレーザーを使った測量機器です。生徒が棒のようなデジタル機器を持って、測量機本体から送られてくるデータにあわせて、石灰で線を引きました。

生徒
「（ショベルカー）左手だけで動かせるのはすごい。力仕事だと思っていたが楽で、女性でもできると思った」「想像していたより（操作）簡単。現場でもストレスなくできる。たくさん話を聞けたので今後に生かしたい」

田中産業 白鳥廉さん
「建設業に興味ある人が入ってきてほしい。（生徒に）楽しさを伝えられたら」

田中産業 前田りりあさん
「女性技術者も採用しているので、女性にもこの職種に興味を持ってほしい」