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松ヶ崎小 児童が考案「域おこし案」を発表/佐渡テレビジョン

2021年09月27日 10:57更新

佐渡市畑野地区の松ヶ崎小学校で25日、児童が考えた地域おこし案の発表会が行われ、計画実現に向けて地域の人と一緒に話し合いました。

この地域おこしの活動は、総合的な学習の時間の一環として毎年行われています。今年は「株式会社松ヶ崎小学校」と学校を一つの会社と見立て、達成数値目標を立てるなど、より本格的に行われました。

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この日は、地域おこしや教育活動についてアドバイザーとして活動している上智大学非常勤講師の戸田裕昭さんが、アドバイザーとしてZOOMで参加したほか、松ヶ崎小中学生の児童と生徒、地域の人など30人ほどが参加しました。

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最初に、カードゲーム作成部の発表が行われ、6年生の斉藤結翔さんが代表として「鬼太鼓のカードゲーム」について話しました。

斎藤さんは総合学習の取り組みについて「世界一総合学習が有名な小学校」が目標であると述べ、学校見学などの問い合わせ件数を去年の2倍の8件にするなど具体的な目標数値を示しました。

そして、佐渡の伝統芸能を広く知ってもらうため、鬼太鼓のカードゲームを作成。ゲームのプレイ動画を作成したり、松ヶ崎小学校のブログでPRしていく計画について話しました。

斉藤さんは「このような活動は、少ない人数の学校ならではの活動だと思います。今後、鬼太鼓のカードゲームを作り、アピールしていきたいです」と話しました。

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次に、昆虫博部の発表が行われ、5年生の上之山篤人さんが、松ヶ崎の自然を生かし「昆虫博」を開く計画について話しました。

上之山さんからは、これまでに3回開いた昆虫博の様子についてや、昆虫を見つけた場所や特徴などを記す昆虫マップを作成していることについて報告がありました。

上之山さんは「多様な意見を聞けて、違う視点が持てました。6年生になってもこのプロジェクトを続けていきたいです」と話しました。

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最後に、鬼太鼓部の発表が行われました。6年生の本間陽向さんが代表として「全国の人に鬼太鼓を知ってもらいたい」と話し、鬼太鼓の型や打ち方を解説した動画の作成について発表しました。

本間さんは「親や地域の皆さんに聞いてもらえて良かったし、この活動を通して佐渡の伝統文化が全国の人に広がればいいなと思います」と話しました。

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また、生徒や地域の人からは「市や地域のイベントなどと連携していけたらいいと思う」「ブログだけだはなく、SNSなど幅広い媒体で発信をしたほうがいいと思う」など、生徒達だけでは気づけなかった様々な視点のアドバイスが送られました。

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アドバイザーの戸田さんは「子どもたちの活動をきっかけに地域の人々が協力して、みんなでこの地域を盛り上げていってほしい」と話しました。

なお、株主総会と称されたこの発表会は、11月の文化祭でも行われる予定です。

佐渡テレビジョン

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