2017年07月11日 19:21更新

来年春の就職を希望している高校３年生を対象にした、企業の説明会が11日開かれた。

これは求人票の公開に合わせ、企業の担当者から直接話を聞くことで、高校生に職業について詳しく知ってもらおうとハローワーク上越が毎年開催している。今年は上越地域をはじめ長岡、柏崎、十日町の高校21校から約700人が参加。一方、地元企業からは去年より17社多い107社が参加した。

ハローワーク上越によると、上越地域の高校生への求人は、去年の同じ時期と比べて増加しているが、高校生の就職希望者は２年連続で減少している。会場では、製造職の説明に耳を傾ける生徒が多く見られた。

参加した学生は「製造業の話を聞いた。ものを作るだけというイメージだったが、体力が必要なことなど、新しい発見があった。どの企業もコミュニケーション能力が大切と話していたので、日常生活から身に付けていきたい。」と話した。 

ハローワーク上越は、「企業の人から直接話を聞くことで新しい発見を通して興味を広げてもらうきっかけとなれば。」と話した。

高校生の第一次選考は9月16日から始まる。